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ニチボーの塩害研究所

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エアコンの塩害対策とは

エアコンの塩害対策って何をするの?

第1回のブログで塩害について簡単にご説明しましたが、
結局どう対処するのかということについてご説明します。

まずどのような対策の種類があるか

  1. 防錆加工:室外機の金属部分に防錆コーティングをする。
  2. 定期的なメンテナンス:室外機の表面やフィンに塩分が付着するのを防ぐため、定期的に清掃を行います。真水で洗い流すことが推奨されます。
  3. 設置場所の工夫:家の周囲に植栽を設けることで海風を遮断し塩分の飛散を抑える効果がある(かも?)。もしくはカバーをすることで物理的に遮断する。(ただし排気熱がこもると空調効率が落ちます)

良い機会なので方法を考えてみましたが、あまり手段がないんですよね。
お金をかけずにできることは定期的なメンテナンスが有効です。
マメに洗い流すことで外部から塗装被膜にもたらす影響を緩和することができます。
特に台風は広範囲に潮(塩)風をまき散らします。
台風通過後は皆さんのご自宅回りを掃除すると思いますので、ついでに室外機も水洗いしてみてください。
ひと手間をかけるで機器の長寿命化に繋がります。
※室外機内部にホースを突っ込んでジャバジャバ水を掛けることは内部電子部品があるのでNGです。
外板部分にある塩分や鉄分を洗い流すという意識で洗浄をしてください。

弊社の塩害対策エアコンは上記1の『防錆加工』を施しています。
車で例えるならコーティングです。
室外機の外側、内側を塗装するのです。
防錆の一つの考え方として、鉄と水(酸素)をいかに触れさせないようにするかがカギとなります。
塗装の膜(まく)が隔てる役割となるわけです。
元々、市場に出ている室外機にも塗装はされています。
その上からさらに塗装を施すので鉄と錆の要因との距離を離すのでその分『錆びにくくなる』という訳です。

それでも環境が悪ければ錆びるときは錆びます。。。
まだまだ弊社と錆との闘いは続きます。

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